All entries for August 2005
August 24, 2005
Musical Baton♪

毎日パソコンの前にいすぎて気持ち悪い。。。肩も痛いし。部屋は本や書類であふれてるし。ストレスだらけの環境です。早く解放されたい。。。
というわけで、メールやらブログに現実逃避しにきております。
今日は、友人のDorisKさんから回ってきたミュージカルバトンについて書きましょう。
もう何度か他人様のブログで見かけているミュージカルバトン。
DorisKさんのブログに載っている情報によると、オランダに端を発したブログユーザーの間での音楽に関する企画なんだそうな。
具体的には5つの質問に答え、誰かを指名することで次に回していくらしい。
回ってきたバトンをそこでとめるか、次にまわすかは私次第ということなんですが。
いい音楽の情報交換という意味でも、友だちとのネットワーク作りという点でも、なかなか面白い企画だと思うので、私もやってみることにします。
質問1・Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
1.49GB。少ないですよねえ。
私、あまり新しい音楽を手にいれるの得意じゃないかも^^;
いつまでも、高校生くらいに好きだった曲を繰り返し聴いているタイプです。
外で流れていたりして、あ、いい曲だなあって思うことはたまにあるんだけど、曲名を調べたりしないから、結局そのままになってしまうという。。。lazy過ぎますね。
こんな私に、みなさん、良い音楽を教えてくださいませ。
質問2 Song playing right now (今聞いている曲)
’Isn't It Romantic?'
JazzのInstrumentalです。演奏者はわかりません。。。
映画「麗しのサブリナ」で、Davidのおうちで夜毎開かれるダンスパーティーで流れている曲です。
質問3 The last CD I bought (最後に買ったCD)
Jamiroquai ’Dynamite'
スーパーで買いました^^; Jamiroquai好きなので、アルバムはとりあえず買います。
でも、コレ、実はあんまりよくなかったなあ。。。アルバムのタイトルになってるDynamiteはJayっぽい音楽だったけど、その他はインパクトに欠けていて、BGMとして流れて終わってしまう感じ。JamiroquaiがBGMなんて!ありえない。
昔の彼らの音楽は、もっと身体にそのままズキュンと入ってきて、ハイになっちゃう感じだったのに。全盛期を過ぎてしまったのでしょうか(涙)
ちなみに9月はじめにバーミンガムでライブあるんですよね。。。私はいけないけど(泣)
日本に来たときにまた見にいきたいと思わせる音楽をつくってほしいものです。
質問4 Five songs (tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
うへー、難しいですねえ。5曲か。
ま、考えすぎずに、近くにある好きな5曲を書きます。
_’The Winner Takes It All’ Mamma Mia! のサウンドトラックより_
このサウンドトラックのCD自体が好きなんですけども、中でも一番コレが好き。
Donnaが娘のSophieの父親だと思われる昔ながらの友人Samに再会して、
これまですべて一人で抱えてきた人生のさまざまな苦労をSamに明かす内容です。
普段は気が強く、弱音をはかないDonnaが、思いをぶちまけるこのシーンは、ミュージカルの中でもクライマックスにあたると思われます。
winnerとは、SamがDonnaをおいてギリシャを発ったあとに結婚をした相手。
なんとも複雑なテーマでございます。
生で聞くと、とにかく圧巻!!Donna役の女性の力強い歌声が今も耳に残っています。これでもうCD即買い決定。私はLondonで2回見ましたが、一回目は一人で泣き、2回目は隣で同じく感動している友だちと感無量でした。
このミュージカルは結局最後は結婚しちゃうので、feminist的にはなんだかな、というあらすじなんでしょうが、とにかく女性たちがパワフルに魅力的に描かれているので大好きです。会場のおじさま・おばさま、またはおじいちゃま・おばあちゃまたちも、最後には仲良く踊ってしまうところも、いかにも外国のミュージカルという感じで好きです。
Stevie Wonder 'Overjoyed'
これは、とても好きですね。いつ聞いてもさわやかで、フレッシュな気持ちになれる一曲。
外に出たら大きな虹のかかった晴天の日で、そのまま世界がぐわーっと広がっていくイメージ。彼の作品にはたくさん名曲があるのでしょうが。。。実はあまり知らない(汗)
どなたか教えてください。
Peggy Lee または Jane Birkin 'These Foolish Things'
これは。。。オリジナルはどなたが歌っていたんですか?(--;)
すみません、知らないのですが、私がもっているのはこのお二人のヴァージョン。
’These foolish things remind me of you ~♪’
というフレーズとメロディが、いつまでも心に残る一曲です。
Simply Red 'Say You Love Me'
私がかつて働いていたイタリアンレストランのランチの時間に常に流れていた曲。
Simply Redの曲は、なんだかちょっとさみしげな曲が多くないでしょうか?
Come on just say you love me
please please say you love me
と歌うミックの声が、切なく聞こえます。
‘Everytime we say goodbye'とか ’If you don't know me by now'とかも好きな曲ですね。
_松浦亜弥 「Yeah!めっちゃホリディ」_
あはは、最後はこれです。
あややファンの私としては、一曲選ぶのは難しいのですけど。。。
彼女こそアイドルです!
質問5 Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
これはブログやHPをもってる方に限られますねえ。
というわけで、mixiユーザーのみなさま中心に。
Minoriさん
ちょこぷ~さん
Tammy
トニー
ともくん
みなさま、いかがでしょうか?
お時間のあるときにぜひ。
ステキな音楽、教えてくださいね~♪♪
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
August 23, 2005
鶏のからあげ
今日、人生初のから揚げ作りに挑戦いたしました!

一人暮らししていたときは、危ないから絶対に揚げ物はしないように言い渡されていたので、揚げ物は外で食べるか、できあがったものを買ってくるのみでした。
なぜ急につくろうと思い立ったかというと。
最近私はようやく日本から持ってきた「基本の和食」というレシピ本を活用していて、
昨日の夜もなかなか寝付けず(かなり珍しい事態)そのレシピ本を眺めていたわけです。で、急に食べたくなったのです。
Dissertationやら帰国の準備やらでストレスフルな状況の中、自分の食べたいものを食べるのは重要なことなのであります。
とはいっても揚げ物はこわいという先入観があるため、友だちに見てもらいながらの作業。じゅわじゅわいい音を立てながら揚げているうちから、食欲をわかせるよい香り。
5~6分あげたら、キッチンペーパーにとって。
ネギを細かく刻んでお醤油とお酢などにつけたソースをかけて、できあがり♪

とってもおいしかったので、またやりたいなと思うのだけど、それはdissertationの進み具合によります。。。あー時よ、とまってくれ~(><)
おいしいご飯を食べたので、今夜もまた少しがんばることにしましょう。
August 20, 2005
A stroll of a duck family
今日は久しぶりに暑いと感じる良い天気でした。
外に出かけた帰り、かもの親子に遭遇しました。
最近の私の観察によると、レイクサイドに住んでいるかものファミリーは、3時から5時ごろにかけて、寮のほうへやってきます。
確か8羽の子ガモが産まれたはずなのに、最近7羽しかいないのが気になっているんだけど。。。
ともかく、東京にいる仕事に疲れた友人にかもの写真をおくると約束したので、カメラをとりに部屋までもどり、また外に出ました。
カメラを向けるとこわがってしまい、とまったかと思うと早歩きになってしまったりで悪戦苦闘。まあなんとか撮れたのがこの写真です。一生懸命追いかけている私の影も写ってしまいました。。。
途中でやってきたタクシーのおじさんもかもに道を譲ってくれ、さらに自分の携帯で写真を撮ってました。
部屋に戻って窓を開けると、レイクサイドのほかの住人もシャッターチャンスを狙っていたらしく、しゃがみこんでかもをおいかける女の人の姿も見えました。
気のせいか、私が近づいたときよりこわがらずに歩いている様子。
立って写したからいけないのかしら。。。赤ちゃんや子どもに接するのと同じ原理で、かもの目線にたってやれば、こわがらないでくれるのでしょうか。
また近々試してみよう。。。

August 15, 2005
Afternoon Tea
同じwarwickの留学生、あさこさんとさとこちゃんと一緒にAfternoon Teaに出かけました。といっても、それはいつもバスで通り過ぎるだけで降りたことのないKenilworthのお店。あさこさんが前に行ったことがあって、誘ってくれたのです。
キャンパスからバスで10分ほど行ったところで降り、小雨のなか歩いていると、そこはなかなかイギリスらしい雰囲気が漂う通り。
近所にこんなかわいらしい通りがあったとは。灯台もと暗しとはこのことです。
着いたお店もまた小ぢんまりとして可愛くて、居心地のよさそうなところでした。
入り口のあたりにはケーキやスコーンなどが並び、昔のポットや紅茶の缶などがかわいらしく飾られていました。ディズニー映画のような音楽が流れ、アリスのティールームを思い出してしまいました。
まだお昼がすんでいなかった私たちは、紅茶とともにスモークサーモンのオムレツ、ホットサンド、キャロット&オレンジのスープを頼みました。
大きな皿に盛られたスープをそれぞれがスプーンですくって飲んでいると、イソップの童話のワンシーンを思い出しました。鶴とキツネのお話。話を良く覚えていないのだけど、鶴は平たいお皿に、キツネは長い花瓶のようなお皿に、それぞれスープを盛られたために飲むことができなかったというところ。結局最後にはとりかえっこして飲めたんだと思いますが。。。小さな頃読んだ本の挿絵が浮かんできました。
おしゃべりして、ポットのお湯のおかわりをもらって、さらにデザートに行く私たち^^;
Afternoon Teaだからね。
私はメープルシロップのたっぷりかかったワッフル、さとこちゃんはベリーのサマープディング、あさこさんはアイスクリームを頼んで、みんなで至福のときを過ごしました。
雨がふっていたこともあってか、お店は雨宿り兼おしゃべりに花を咲かせるひとたちでいっぱいでした。
計7ポンド強なり。
すっかり長居してしまい、5時半にお店をでるころには、そとはすっかり晴れていました。
8月だというのに、もうすっかり秋模様のイギリス。
近くのティールームでお茶をしてあったまるというのもいいかもしれません。
August 14, 2005
Fresh breeze from Southern France
ヨーロッパの学生が集まって交流を深めるサマーコースに参加しに、南フランスにいってきました。
マルセイユからバスで40分ほどの山奥だったのですが、気持ちいいほど余分なものがないところでした。強い日差しと、たぶん海からふいてきているであろう風、雲ひとつない青空、夜は数え切れないほどの星が見れました。
初めの日は油断してサンクリームをつけないまま散歩にでてしまい、街のセンターまで1時間まっすぐの道路を歩き続けるという強行ぶりだったので、まんまと望まない日焼けあとができてしまいました。。。
フランス、イタリア、ドイツ、オランダ・・・などなどヨーロッパ30カ国から輝かしいほどの若い人たちが集まり、言語の壁を越えて、互いを励ましあい、それぞれの将来への決意をして解散しました。
私と同じ部屋のイタリア人の女の子は、生活習慣がきちんとしていて、いかにも魅力的で、笑いかたがとても優雅で心底楽しそうで、見た目も心もきれいなひとでした。でも、英語を全くといっていいほど話しませんでした。。。。大学時代に習ったイタリア語の知識を、脳をフル回転して使い、なんとかコミュニケーションをはかりました。これから彼女にメールを書くためにイタリア語の勉強に熱が入りそうです。語学はやっぱり使わないと忘れちゃうし、理由がないと使わないからね。結局彼女は私から「牛乳」という言葉を覚えて帰りました。日本語を勉強している陽気なイタリア人とも一緒にごはんを食べ、私も彼の出身であるトリノのスラングまで覚えるに至りました。関係ないけど、トリノと名古屋は最近姉妹都市になった模様。オリンピックもあるしね。。。いつか行ってみたいところです。
もうひとりのルームメートだったドイツ人の女の子は、Tバックだけをつけて寝るひとでした。。。私にとってはちょっと衝撃だった。少し感情的な女の子で、2回くらい感極まって泣いてしまい英語が話せなくなったけど、コースが終わったときには元気で帰っていったのでよかったなあと思いました。
他にもいろんなひとがいたなあ。。。集合写真をながめると、それぞれの人と交わした言葉や、そのひとの様子が、はっきりと浮かんできます。
いろんな国に友達ができたこと、それ以上に彼らがそれぞれの街で同じようにがんばっているのを知ったこと、は私にポジティブな力と勇気を与えてくれます。
もう二度と会わないひとたちもいるかもしれないけど、私も彼らにとって励みになれるように、改めてがんばろうと思いました。
コースのあと、私はみんなと別れて電車でごとごと、アルルの街へ。
小学生のとき、器楽部でビゼーの「アルルの女」を演奏して以来、どんな街だろうと思っていた場所でした。
行ってみると、街の大体のところは半日で歩けてしまうような小さな街で、世界遺産にも登録されているコロッセオや古代のシアターが中心にありました。
コロッセオにあるタワーからは、ローヌ川を含む街の一番きれいな景色が見えるようでした。
次の日、南仏によく見られるひまわり畑が見たいなあと思い、観光案内所できいてみると、もうひまわりは暑くてみんなしおれていると思うとのこと。
でももしかしたら、サン・マリー・ドゥ・ラ・メールの街に行く途中のバスから見られるかもという話だったので、街で偶然見つけた紙の小さなトランクを買って手荷物をつめ、必需品のお水を持ち、お昼過ぎにバスに乗り込みました。
結局ひまわり畑はどこにもなかったんだけど、バスで50分ほど、着いた先には、フランス映画にでてくるバカンスの光景そのものが繰り広げられていました。
きれいな海で遊んでは、バカンス用のおうちに戻りごはんを食べたり休憩したりする家族連れがたくさんいました。
私は水着はさすがに持っていなかったので海辺を延々と歩いて、広場のレストランでムール貝を食べました。南仏にきたら必ず食べます、ムール貝。狭い路地にお惣菜やさんやオリーブの石鹸などを売るおみやげやさんが立ち並び、ひとで一杯の中、間違いなく迷ってしまうほどの種類を売るアイスクリームやさんも何軒もありどこも盛況でした。
私もマンゴーとパンナコッタのアイスを買いましたが、暑いせいもあって、びっくりするほどおいしかった。
街の真ん中にある教会の屋根に登ると、街が一望できました。海がきらきらと光っていて、オレンジ色の屋根が延々と並んでいました。裸足になって屋根のてっぺんまで登ったら足は熱かったけれど、海からの風が気持ちよくてしばらくボーっとしていました。
下におりて、アイスクリームを持っていたせいでさっきは入れなかったお店に入り、バーバパパのコップを買いました。
そのあと郵便局に行き、恒例の切手探し。フランスの切手はデザインがこっていてとてもかわいいのです。郵便局に飾ってある切手リストにかわいいものを見つけたけど、とても説明できる自信なし。というわけで、親切なフランス人のお兄さんにお願いし、代わりに頼んでもらいました。フランス語も勉強する必要があるな。。。
で、広場にもどると、プチトランを発見!遊園地にあるようなミニ汽車なのですが、街の観光スポットに短時間で連れて行ってくれて、解説もしてくれます。私が知る限りニースにもモナコにもあるので、南仏の観光地ではどこにもあるのかもしれません。早速飛び乗り、海の反対側にある湿地帯に住んでいる野生のフラミンゴを見に行きました。すごい!もっと近くで見たかったけど、それでも感動しました。
そろそろアルルに帰る最終バスの時間だったので、晩ごはんのためにパエリアとしじみ(かどうかはわからないけどそれくらいの大きさの貝)のクリーム煮、イカのフライと、よく冷えたヴィッテルのお水を買って、バス停へ。
アルルについてもまだ8時で明るかったので、カフェでコーヒーを飲みながら家族に手紙を書きました。みんなにもこの風が届くといいなあと思いながら書きました。
もう秋のように涼しいイギリスに帰ってくると、まるで先週は夢の中にいたよう。
もう夏は戻ってこないのかなあと思いながら、窓の外を眺める私です。