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June 20, 2005
Sunshine in UK!!
いつの間にやら、1ヶ月以上もほったらかしにしてしまいました。。。
思えばいろーんなことがあったのに。
書き残しておきたいような出来事があるときは、忙しくて書くチャンスを失うという、このジレンマをなんとかせねば。
6週間の日本滞在を満喫し、3回も東京に行って、2つのDV関係のシェルターのひとにインタビューをして、名古屋城博では金シャチに実際に触れ、食べ物はとにかく食べたいだけ食べ(見事に体重増加)、懐かしい友だちに何人も会い、カラオケもして、ほしかったSONYのポータブルICオーディオプレーヤーも買い、40kg近くの荷物を抱えて、無事にまたイギリスに戻ってまいりました。
そしたら、イギリスは一年で一番良い時期を迎えつつありました!
まず喜んだのは、日の長さ!
10じになってもまだ明るい。そして朝の5時にはもう明るい。
以前9月にイギリスに来たことがあったけれど、ここまで長くなかったな。
ついつい、晩御飯を食べそびれたり、夜になってもまだ昼間のような気がしてのんびりしてしまいます。
6時ごろまだ明るいうちから、外のテラスでごはんを食べて、アルコールを片手にいつまでも時間を忘れておしゃべりにふけって、ああーおもしろかった!って心から思って家に帰る。知らないひとたちにも話しかけたくなる。
そんな素晴らしい季節がヨーロッパにやってきたのです!!
心躍るというのはこういうことでなくてなんであろうか。あーうずうずする。
次に驚いたのは、日光の量。これまでのイギリスでは考えられなかったようなsunshineに、欧米人でなくとも、あー外にでて浴びなきゃ!という気にさせられる。
でも冬のときみたいにほんの少しの間だけではなく、一日中陽が出ているんです。
この感動はあの冬の暗さを経験したものにしかわからないかもしれない。
ほんと同じ国とは思えません。
湖のほとりの芝生の上や、キャンパス外の公園でも、なるべく肌をおおう面積が少ない服を来て、せっせと日光浴にはげむ人たちを見ると、ああ私は今外国にいるんだなあって思います。とても好きな風景。
そして最後にその色です。緯度が高い国は、日光が白っぽく見えるんだと聞いたことがありますが、全てのものが本当にキレイに見えるのです。
冬は荒地だった広い空き地には、見事な菜の花畑ができあがり、その近くの湖にはひなが加わった白鳥のファミリーがスイスイと泳いでる。。。そんな春らしい景色が、太陽の光の下では、まるで絵画のように美しくそこにあるのです。
見たことないけれど、天国があるとしたらたぶんこんなところなんだと思う。
いつしかの冬にマルセイユに行ったときも素晴らしい快晴で、高い丘の上の教会から見た町の景色に、同じことを思ったことを思い出しました。
ああ、やっぱりヨーロッパは夏だよな。
長い長いバカンスをとるのもよくわかる。
学部生はもう9月の終わりまでお休みですよ。
この時期をエンジョイできなかったら、もう生きる楽しみもなくなるよ。
少なくとも非常に暗い性格になると思われる。
これからの3ヶ月で、一年分の日光を浴びて、そうやってイギリス人は生きていくんだって心から納得する今日この頃です。