A short trip to Amsterdam
もう7月だ~!ほんとにtime fliesです。
Dissertationの締め切りが9月14日だから、一ヶ月前の8月14日までにfirst draftを完成させておきたい。とすると、、、うわー、もうカウントダウンしなきゃ!
ってことにようやく気づき、今日は一日こもってやりました。
毎日こつこつやればいいのにね。いつもあわてて最後にやるの。
もうちょっと大人になりたい今日この頃。
また最近の出来事が過去のことになりつつあるので、今のうちに書こう。
6月の終わりにAmsterdamに行ってきました。
実は特別興味があったわけではなかったこの街。
もちろん、はじめていくから、旅行好きの私としてはうれしかったんだけど、限られた時間に行きたいヨーロッパの街は他にいっぱいあるって感じだったのです。
でも、いつもは仕事で忙しいボーイフレンドがこっちまで来るって言うんで、
急遽飛び立つことにしたわけです。
そしたら!
もともと高い期待をもっていなかったからかもしれないけど、想像を上回る素敵な街でした。クリアに晴れていたこともあって、緑の多い街並みといたるところに走る運河が
とても綺麗。
一日で大体の主な場所を歩くことができるし、都会なのにひとがせかせかしていなくて、小旅行にはぴったり。ヨーロッパにしてはゴミもほとんど落ちていなくて、治安もとてもよさそうに見えました。
安全で、整っていて、清潔で、電車も正確で。。。って日本じゃん!と思うくらい、リラックスして街を歩くことができました。
それから驚いたのは、誰に話しかけても流暢な英語が返ってくること!
空港のトイレについたとたん、お掃除のおばさんに英語で「今日は14時間も働いたのよー。信じられる?やっと終わりよー。」と愚痴られました。
オランダ語はさっぱりだけど、英語で何も不自由することはありませんでした。
アンネ・フランクの家は、思い切り観光名所になっていて、列ができていました。
小学生のときに省略された翻訳本を読み、中学生のときに完全版を読んで、それぞれに感銘を受けた私。
彼女の生き生きとした記述から、隠れ家の様子、彼女が食べていたもの、見たもの、経験したことを、一生懸命想像していました。
隠れ家につながるドアを隠していた本棚のところまでくると、さすがに胸がつまりました。
想像していたものと同じような気がしたのは、記憶のいたずらかな。
毎日ほこりっぽい隠れ家の中で、息を潜めて暮らす毎日。食料も常に足りず、寒い冬も体より小さな服をきていた彼女。
そんな暮らしの中で、戦争が終わったときのことに思いをはせ、恋をし、希望を持っていき続けていたアンネに、あらためて尊敬の念を抱きました。
今の自分って小さいなーって思ったり。
それにしても、あんな恐ろしいことが60年前に起きていたなんて、そしてその思想を
支持する人も未だいるなんて、信じられない気持ちです。
オランダはインドネシアを植民地化していたので、インドネシア料理やさんがいっぱいあるときいていました。実際行ってみると、インドネシア料理だけじゃなく、タイ料理や中華、ギリシャ料理なんかも結構あり、一日を除いて、アジアンを満喫してきました。
あと、単なるフライドポテトがやたらおいしかったことにもびっくり。
雑貨屋さんも結構かわいかった。日本人好みのテイストだなと思いました。
文房具類や、小物。私は赤い花柄パッチワークの模様のファイルケースを購入。
オランダ語は読めないけど、ミニサイズのカラフルな絵本も購入。
ミッフィーの故郷ということで、黄色い下地に首をかしげたミッフィーの絵がついた
ビニールバッグも買いました。
最後の日にフランクフルトに発つボーイフレンドを駅で見送った後、私は夜の10時の飛行機まで時間があったので、ちょっと郊外にあるザーンセ・スカンスまで電車でごとごと。
そこにはオランダらしい風車と、のどかな牧場の風景。
人工的に集められた感は否めませんでしたが、まあ昔ながらの風景を保護する目的らしいので、仕方がない。
とても美しい写真が撮れました。
さて、そろそろ飛行場へ行くかと思い、アムステルダム駅のクロークに荷物を取りに行くと、ロッカーには無情にもOut of Orderの文字。
受付にいくと、奥でお兄さんがテレビを見ている。。。窓をどんどんたたいて、ようやくお兄さんが出てくると、私を見てひとこと「Where are you from?」
「I'm from Japan」と答えたら「Japan!」と目を輝かせるではありませんか。
聞いてみると、日本語を勉強しているらしく、9月に日本に行くとのこと。
漢字に興味があるようで、意味を知りたいのだといっていました。
ちなみに、ごんべん「言」の口より上の部分ってどんな意味か知ってますか?
私は無知にも「そんなの意味はないよ」といったのですが、「いや、すべての漢字には意味があるんだよ」と逆に教えられ、「心」と言う意味なんだと知りました。
「語」という字は、心、口、顔、口で成り立っているらしい。。。
ほほう、と納得し、メールアドレスを交換して別れました。
中央駅から空港まではすぐ。早く着きすぎたかしらなんて思いながらチェックインして、無事に出国審査も済ませ、自分のゲートまで行こうと掲示板をみると、Delayedの文字。むむ、これだから、格安飛行機会社は。。。と文句を言いつつゲートまでいくと、かなり徹底的に身体検査されました。女の人にほんとにすみからすみまで触られた。
本を読みながら、待っていると、アナウンスが。
「出発は10時50分ごろになる予定です」
50分になると、
「出発は12時5分前になる予定です」
だんだんいらいら。12時になると
「ただいまCoventryが very very bad weatherなので、いつ出発するか未定です」
えーっ!?
で、結局1時半くらいまで待たされた挙句、私のフライトはキャンセルになり、空港近くのIBISホテルになぜかとまることになってしまったのでした。
ついでに、私のパスポートにはスキポール空港のスタンプがいくつも押されました。
そうそう、アムステルダムといえば。。。の草を試してみたのですが、、、それがなーんにもきかなかったんだよね。 タバコに1,5グラムくらいまぜてもらって、タバコもすったことなかった私はかなりのどを痛くしながらがんばったんだけど。。。
草の入ったお茶や、キャンディーまで試したのに、何も変化が起こらなかったのです。
つまんない。
となりでいい気持ちで寝てしまった彼をみて、うらめしい私でした。
草の再挑戦もかねて、また行きたい街、Amsterdamです。
8 comments by 0 or more people
[Skip to the latest comment]Sarhat
Selamat Siang!
蘭語は知らないからネシア語で挨拶。
オランダ、いい色してる。
さすが、「オランダの光」の国。
干拓で造られた国だから、人工的な感じがするのは致し方ないかもしれないけれど、
逆に造られているからこその美しさもありそうね。日本の自然も然りで。
土地柄、水面に夕陽が映えたりとマジックタイムが堪能出来そうな気がするなぁ。
実に羨ましい。
そんなこんなでまたお邪魔しますよ。
ではでは。Sampai Jumpa Lagi!
05 Jul 2005, 18:29
Mari
おおー、一瞬誰かと思っちゃいました!
トルコ語に、インドネシア語に、比較的マイナーな言語を知っているのね^^;
私も最近、フランス語とイタリア語に再々挑戦中ですが(--;)
余談ですが、アムステルダムのSchipol(スキポール)空港って、英語でいうとSea Holeという意味なんだそう。
昔は空港があったところも海で、船がいっぱい沈没したところなんだって。
そんな不吉なところに、堂々と空港たてちゃうのもなんとも言いがたいけどね。。。
光がほんとキレイなんだよねー。すべてが美しく見えてしまう。
私のカメラ普通のデジカメなんですが、結構きれいに撮れてるでしょ。光のおかげです。
ちなみに無知な質問ですが「オランダの光」ってなあに?
また遊びに来てくださいましー^^
06 Jul 2005, 00:14
Sarhat
あぁ、ごめんなさい。
馬って名前で入れてPreview見たら文字化けするようだったので、
この名前にしました。まぁ、単純にumaでも良かったんだけれどねぇ。。
マイナーな言語は使う機会が全然無いから殆ど忘れちゃったよ。
スペルを思い出せなくて辞書引いたのは内緒。
>船がいっぱい沈没
コワイコワイ。ふと思ったけど、欧米には地鎮祭みたいな風習はあるのかな?
ちなみに、モスクワ空港はものすごく暗い。もう、着いた瞬間に「えっ!?」
>オランダの光
フェルメールやレンブラントなどが残した傑作は、オランダ独特の陰影を持つ
自然光がその源にある。なんてことから、「オランダの光」と言われるそうです。
ちょっと昔にコレを検証するみたいなドキュメンタリー映画があったのよん。
>中華
台湾で屋台料理から高級中華まで食べたけれど美味い!安い!最高!
それに台湾人は親切!(特にお年寄り) 本場は良いよ~ ホント♪
追伸
五輪決まってスゲー喜んでるなぁ。なんて思ってたら、ロンドンで突然のテロ。
アナタのところは大丈夫??
07 Jul 2005, 16:30
Johnson
Nice Pictures ^^
08 Jul 2005, 10:35
Johnson
Forgot to tell you that I also went to Holland for nearly two weeks in Apr. REally a Nice place, which definitely would like to visit again. I know most pictures shown above and would like to exchange my travel story with you next time !! Also, share you my travel diary in Photo format, LOL _ …..Sleepy Johnson in Learning Grid, 04:47AM
12 Jul 2005, 04:47
Mari
>馬(Sarhat)さん
オランダの光。なるほどねえ。うん、フェルメールとレンブラントの絵は美術館で見たけれど、それは彼らの技術もさながら、他の国とは違う光のおかげだったのですねえ。
台湾はマジ行きたいです!!!こんなに近いのに今まで目がいかなかったのを恥じるよ。
同じコースで一番仲良くしてる友達が台湾人だし、ここによく書き込んでくれるカメラ小僧、Johnsonも台湾の方なので、たのもしいガイドがいる感じだわ^^
テロはほんと驚きましたね。。。でも私の住んでいるところは、それに関しては全く平和で、日本からのみんなのメールや電話で知ったくらい。でも、その日にロンドンでかける予定だった人や(書く言う私もその次の日誘われていたし)、前日ラッセルスクエアにいましたってひともいたから、他人事とはとても思えないのよね。全く理不尽な行為だと思う。世界が歪んでいるからこそ、こんなことが起きちゃうんだよね。その歪みをなくすために少しでも役に立つ仕事がしたいと思いながら、就職浪人まっしぐらな私^^; 東京も危険なことにはかわりないから気をつけて。
12 Jul 2005, 14:22
Mari
>Johnson
Oh did you? Yes we must share our travel memories. I love travelling! Now I have only two months left before going back and I want to see as many places as I can inside the UK. The only places I have been so far are London, Birmingham, Reading, York and a part of Lake district. I would love to go to Edinburgh, Glasgow, other places in Scotland, Bath, Essex(where my friend lives), Brighton, Stonehenge and Cotswold. Oh I think I need a car and a driver, hehe. I also might be able to go to Manchester where the Gay Parade will be held in August! If I want to travel…I MUST finish dissertation as early as possible. I will work hard like you, who were in Learning Grid at 4 in the morning…
Mari
12 Jul 2005, 14:23
sarhat
とりあえずは何もなかったようで安心しましたよ。
台湾を思い出したら中華が恋しくなってきた。一緒に行った台湾人に買ってきてもらった朝食が実に美味かったなぁ。どんなんだったかあんまし覚えてないけど…
自分は海外研修って名目だったから、自由に色んなとこ見てまわることが出来なかったけれど(それのおかげで李登輝前総統や偉い方々に会えたけどね)、良い所が沢山ありました。と言うか、出会った人が良かったんだろうな。一期一会の連続でしたわ。
ま、そんなわけで是非是非台湾へ。
東京でテロか。そんな日も近いのかな? まぁ、それより地震とかのほうが確立高そうだけどね。名古屋は液状化とかで酷いことになりそう。
13 Jul 2005, 15:42
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